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2015年7月

2015年7月 3日 (金)

教育実習で求められる力: 授業を組み立てる力

小学校、幼稚園の教育実習が終わりました。

苦手な教科や準備の十分でない教科が研究授業にあたって、苦しんだ実習生も多かったことでしょう。「教えてくれなかった」と悔しい気持ちを持ち帰ってきた学生もいるようです。
しかし・・・
研究授業を巡回指導で見た経験では、口惜しさは別の局面にあります。
「ひとりひとりの子どもが課題について、どのような理解をしているか。一体どこで間違えるか」そこを見据えて、授業の中で子どもがどのような経験をしていくように配慮するのか?
定型にはまった、お手本のある授業しても、その部分がぬけおちていたら、だれのための授業かわからない。
そうは思いませんか?
教育内容について考え抜き、研究していくこと。それを、小学生の一歩一歩のステップに視点を置いて、組み立てること。
一回の授業という舞台を準備するのに、たくさんの研究をしたくさんの試行錯誤をしてほしいのです。指導案という机上論を手本に沿って作成し、その通りに予定を終えるために、一人ひとりの子どもの思考過程を無視して進むという乱暴さを出来ることなら避けてほしい。
「実習は楽しかったけれど、先生方は子どものいないところでたくさんの準備をしていた。たいへんだなと思った。」
「実習」という「見習い」の期間は、「大人になるための通過点」でもあります。
そこを上手に、乗り越えてください。

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